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episode
壁を乗り越えた人にしか見えない景色がある

社会人になると誰もが壁にぶつかるもの。それは仕事をしていく上で避けては通れないものです。
そのピンチをいかに乗り越えて、どう成長していくか。三人の先輩社員たち、それぞれのエピソードを紹介します。

I.UDAKA

店舗の想いを一つにする
ロジカルとエモーション。

I.UDAKA

コンシューマ営業

2020年入社

私に訪れた、現場との温度差というピンチ

代理店が運営するドコモショップをサポートするルートセールス担当にとって、現場で働く店長やスタッフとの関係性は、仕事の成果を大きく左右するものです。
特に新たなサービスが開始する際には、ドコモ側としては「さあ、はじめよう!」とスタートダッシュに力が入りますが、その想いがスタッフまできちんと伝わっていない場合もあります。
以前、「ドコモでんき」が販売開始になったとき、私が担当する店舗でも新たなサービスの重要性がうまく伝わっていないことがありました。ただ、私自身このサービスは代理店収益に大きく関わると感じていたので、ドコモショップの店長だけでなくスタッフも含め、根気よく話をしていきました。
店舗を訪問するときも、電話をするときも、冒頭にドコモでんきのことを必ず口にしていくうちに、徐々に現場の意識も変わりスタッフの足並みが揃うようになりました。
それでも、サービス開始の初めの月は目標をショート。その1ヶ月で気づいた課題点を改めて見つめ直し、トークの内容や提案状況の確認を重ねることで、2ヶ月目以降からは毎月目標を達成することができました。今は異動に伴いその店舗の担当ではなくなりましたが、後任の上司から「店長が、宇髙さんのメッセージ出しが良かったと言っていたよ」と聞いたときはとても嬉しかったですね。
ルートセールス担当は、代理店にドコモとして取り組むべき項目や施策の落とし込みを行う仕事です。その中で、どんな取り組みを行うか、実際の取り組みはどうだったかとPDCAのサイクルを回すことで、ショップの収益増という目に見えた結果が出る。それがこの仕事の大きな醍醐味だと感じています。
ときには、実績が低下している店舗を一から立て直さなければいけないこともあります。そんなときでも、ドコモと代理店という上下関係ではなく、対等の目線で話をすることを大切にしています。
店舗のコンサルティングは、数字を見て、課題を見つけ、解決方法を提示するのが基本です。でも、人や現場を見ずに数字だけを見ていると、机上の空論になってしまいがちです。常に「どう伝えれば理解してもらえるか」を考えながら、現場の方たちの背中をそっと押していく。そんなルートセールス担当でありたいと思っています。

K.OTA

つながる
「あたりまえ」を
支えている人たちがいる。

K.OTA

ネットワーク

2016年入社

私に訪れた、西日本豪雨災害というピンチ

あれは入社3年目の頃、西日本を中心とした豪雨災害に直面しました。当時は、まだ自分自身が大きな災害にあったことがなく、テレビのニュースを見ても、どこか現実感がなかったことを覚えています。
上司から早めに出勤するように呼び出しがあり、会社に着いてからはどこの基地局が通信障害を起こしているかなど確認作業に奔走しているうちに、気持ちも一気に引き締まりました。
中国地方全体で大規模な通信サービスの中断が発生していたので、自分たちの安全が確保できる状況になってから、復旧対応のために現地に赴きました。そこで目にしたのは、電話や通信がつながらず困っている沢山のお客様。
一刻でも早く通信を回復させなければという「使命感」が沸き上がる一方で、実際の現場に入るのは初めてだったため焦りや緊張感もありました。そんな中、日々の訓練の成果もあり、衛星回線を利用して通信の確保を行う移動基地局車を設置するなど、応急的にサービスを復旧させることができました。復旧後のお客様からの「ありがとうございます」という感謝の言葉は、今でも心に残っています。
通信インフラは、つながることが当たり前。その「あたりまえ」を支える仕事は、いわば0かマイナスしかない世界です。それでも、災害時マイナスになってしまった状況から、いかに早く0に戻すか。西日本豪雨災害を通じて、「あたりまえ」の大切さや自身の仕事の重要性も再認識するようになりました。
ネットワークの維持というのは、目立ちにくい、縁の下の力持ち的な存在かもしれません。でも逆に言えば、“常に必要とされている”仕事だということ。それに通信の技術は、ものすごい速さで進化しています。ガラケーからスマホへの移行も然り、この仕事は技術的な革新を肌で感じることができます。5G導入のときには、広島で一番最初に電波を出す仕事も手がけました。そんな新しい技術に最前線でふれられるのも、技術者として面白さを感じるところです。
ドコモCS中国には技術系の仕事でも、ネットワークの維持だけでなく、新しく基地局を建てる部門や電波の状態を改善する部門など、さまざまなチームがあります。その人の特性に合わせて色々な技術分野に挑戦でき、活躍できるフィールドが幅広くあるのも当社の大きな魅力ですね。

ドコモのソリューションは
地域を元気に
することができる。

T.SENOO

法人営業

2020年入社

私に訪れた、訪問自粛というピンチ

私が入社した2020年は新型コロナが拡大し始めた時期で、1年目からお客様先への訪問ができず、オンラインでの対応を余儀なくされました。
誰も経験がしたことがない状況で、当初は戸惑っていましたが、上司からの「この状況を自分自身の手で開拓すれば、大きな成長につながるんじゃないか」という言葉が胸に刺さりました。
「誰も直面したことがないからこそ、1年目の自分でも1番になれるんじゃないか」そうポジティブに捉えて「まず、やってみる」ことを意識するようになりました。そしてトライ&エラーを繰り返していくうちに、Web会議だからこその利点も見えてきたんです。
例えば、対面では1名や2名への商談が、オンラインであれば場所を選ばずに多くの人がアクセスできるので、10〜20名に向けて提案することもできます。さらに遠隔の拠点への移動時間もなくなるので、スケジュール調整もつきやすく、どこにいてもスピーディーにお客様をフォローできます。そうした1年目の経験で得たのは、やはり「やってみる」ことの大切さでした。その姿勢は、それからも自分の仕事の軸になっています。
ドコモの法人営業といえば、スマホや回線を販売している印象が根強いですが、そのイメージを変えたいと思い、「まず、やってみよう」の精神で1歩踏み込んだソリューションの提案を積極的に行っています。
製造工場の稼働状況の可視化であったり、メガネ型のウェアラブル端末を使った作業者目線の映像の活用だったり、先端技術を使ったソリューションを作っていけるのが、この仕事の醍醐味の一つ。「あなたと世界を変えていく。」というドコモのブランドスローガンの通り、これまでの当たり前を変えていく仕事に自分が関われていることに大きなやりがいを感じます。
しかも「通信」という分野は、他のさまざまな分野と組み合わせることで無限の可能性を秘めています。発想次第で何でもできる分野でもあるし、自社だけでなくドコモグループやパートナー企業の力も借りて、それを実現できる環境も揃っています。
自分の提案したソリューションによって地場の企業の業績が向上すれば、その利益がさらに地域へ還元される。そんな「通信」から地域を元気にしていく仕事を、これからも手がけていきたいと思います。

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