NTT docomo 株式会社ドコモCS中国

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Episodeエピソード

社会人になると誰もが壁にぶつかるもの。それは仕事をしていく上で避けては通れないものです。
そのピンチをいかに乗り越えて、どう成長していくか。二人の先輩社員たち、それぞれのエピソードを紹介します。

Episode01

店舗の想いを一つにする
ロジカルとエモーション。

I.UDAKA

コンシューマ営業
2020年入社

私に訪れた、現場との温度差というピンチ

代理店が運営するドコモショップをサポートするルートセールス担当にとって、現場で働く店長やスタッフとの関係性は、仕事の成果を大きく左右するものです。特に新たなサービスが開始する際には、ドコモ側としては「さあ、はじめよう!」とスタートダッシュに力が入りますが、その想いがスタッフまできちんと伝わっていない場合もあります。

以前、「ドコモでんき」が販売開始になったとき、私が担当する店舗でも新たなサービスの重要性がうまく伝わっていないことがありました。ただ、私自身このサービスは代理店収益に大きく関わると感じていたので、ドコモショップの店長だけでなくスタッフも含め、根気よく話をしていきました。店舗を訪問するときも、電話をするときも、冒頭にドコモでんきのことを必ず口にしていくうちに、徐々に現場の意識も変わりスタッフの足並みが揃うようになりました。それでも、サービス開始の初めの月は目標をショート。その1ヶ月で気づいた課題点を改めて見つめ直し、トークの内容や提案状況の確認を重ねることで、2ヶ月目以降からは毎月目標を達成することができました。今は異動に伴いその店舗の担当ではなくなりましたが、後任の上司から「店長が、宇髙さんのメッセージ出しが良かったと言っていたよ」と聞いたときはとても嬉しかったですね。

ルートセールス担当は、代理店にドコモとして取り組むべき項目や施策の落とし込みを行う仕事です。その中で、どんな取り組みを行うか、実際の取り組みはどうだったかとPDCAのサイクルを回すことで、ショップの収益増という目に見えた結果が出る。それがこの仕事の大きな醍醐味だと感じています。ときには、実績が低下している店舗を一から立て直さなければいけないこともあります。そんなときでも、ドコモと代理店という上下関係ではなく、対等の目線で話をすることを大切にしています。店舗のコンサルティングは、数字を見て、課題を見つけ、解決方法を提示するのが基本です。でも、人や現場を見ずに数字だけを見ていると、机上の空論になってしまいがちです。常に「どう伝えれば理解してもらえるか」を考えながら、現場の方たちの背中をそっと押していく。そんなルートセールス担当でありたいと思っています。

Episode02

つながる「あたりまえ」を
支えている人たちがいる。

K.OTA

ネットワーク
2016年入社

私に訪れた、西日本豪雨災害というピンチ

あれは入社3年目の頃、西日本を中心とした豪雨災害に直面しました。当時は、まだ自分自身が大きな災害にあったことがなく、テレビのニュースを見ても、どこか現実感がなかったことを覚えています。
上司から早めに出勤するように呼び出しがあり、会社に着いてからはどこの基地局が通信障害を起こしているかなど確認作業に奔走しているうちに、気持ちも一気に引き締まりました。

中国地方全体で大規模な通信サービスの中断が発生していたので、自分たちの安全が確保できる状況になってから、復旧対応のために現地に赴きました。そこで目にしたのは、電話や通信がつながらず困っている沢山のお客様。一刻でも早く通信を回復させなければという「使命感」が沸き上がる一方で、実際の現場に入るのは初めてだったため焦りや緊張感もありました。そんな中、日々の訓練の成果もあり、衛星回線を利用して通信の確保を行う移動基地局車を設置するなど、応急的にサービスを復旧させることができました。復旧後のお客様からの「ありがとうございます」という感謝の言葉は、今でも心に残っています。通信インフラは、つながることが当たり前。その「あたりまえ」を支える仕事は、いわば0かマイナスしかない世界です。それでも、災害時マイナスになってしまった状況から、いかに早く0に戻すか。西日本豪雨災害を通じて、「あたりまえ」の大切さや自身の仕事の重要性も再認識するようになりました。

ネットワークの維持というのは、目立ちにくい、縁の下の力持ち的な存在かもしれません。でも逆に言えば、“常に必要とされている”仕事だということ。それに通信の技術は、ものすごい速さで進化しています。ガラケーからスマホへの移行も然り、この仕事は技術的な革新を肌で感じることができます。5G導入のときには、広島で一番最初に電波を出す仕事も手がけました。そんな新しい技術に最前線でふれられるのも、技術者として面白さを感じるところです。

ドコモCS中国には技術系の仕事でも、ネットワークの維持だけでなく、新しく基地局を建てる部門や電波の状態を改善する部門など、さまざまなチームがあります。その人の特性に合わせて色々な技術分野に挑戦でき、活躍できるフィールドが幅広くあるのも当社の大きな魅力ですね。